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【工具の歴史シリーズ】釘の歴史

皆さんこんにちわ
工具の歴史の時間です。

今回は釘の歴史について学んでいきましょう。

目次(menu)

現在の釘の種類(代表例)

ところで釘って何に使われているか皆さんご存知でしょうか?
一般的には木造の建築物や雑貨などに対して使用されていますよね。
その中でもごく一般的な釘として使われる釘が「丸釘」です。

丸釘

丸釘にも種類があり、「鉄丸釘」「めっき鉄丸釘」「ステンレス鋼釘」などの様々な種類があります。

コンクリートくぎ

主にコンクリートに打ち込む用途で使います。アンカーボルトを使用して使う方法が一般的です。

スクリュー釘

スクリュー釘はネジのような溝が切られている構造が特徴的です。打ち込む時に捻れながら入れるので木材などの物との固定力が強くなりますね。

まだまだ「ケージング釘」「トタン釘」「傘釘」など様々なタイプがあるのでまた今度ご紹介します。

釘の歴史

さて釘の歴史を見ていきましょう!!

1.日本で最初に使われたのは「法隆寺」建設!?(607年〜)

日本の歴史に釘が登場したのは法隆寺ごろからではないかとされています。
昭和23年の改修工事の際に釘が発見されたそうです。

ちなみに法隆寺が建てられた607年は何時代か覚えていますか?
正解は「飛鳥時代」です。
また、飛鳥時代の飛鳥は明日香村という地名に都が置かれた事に由来してつけられたそうですよ。

2.江戸時代には鋳造にて釘を作るようになった

釘は江戸時代までは「和釘」という釘を使っており、現在でも神社やお寺の建設に使用されることがあります。その和釘の製造方法は鍛造(たんぞう)と言って、刀などの鍛治に似ていて、大昔は職人が一つ一つ丁寧に作っていました。

鍛造

しかし、職人が一つ一つ作っていては時間がかかるし、値段(コスト)も高くなってしまいます。そこで、江戸時代では「鋳造(ちゅうぞう)」という方法を用いて大量生産に踏み切りました。

鋳造

この方法は紀元前から海外で使用されており、日本でもその後貨幣(硬貨)などを製作する際に用いられた技術です。
方法としては、材料(主に鉄、アルミ合金、銅、真鍮などの金属)を融点よりも高い温度で熱して液体にした後に型に流し込んで冷やして形を作る加工方法です。

そうして、江戸時代では鋳造によって和釘が作られていました。

3.明治時代に現在使われている洋釘(ようくぎ)が入ってくる

明治初期になると、建物の建造が西洋の建築様式を真似したものがたくさん建てられるようになりました。その時、和釘では太いし重い、なんと言っても「建築材料に合わない」ことがネックでした。なので、和釘よりも細くて軽い洋釘を使用し始めました。
これが現在の釘へと繋がっています。

そして、安田工業さんが1897年(明治30年)に深川にて製釘工場を開始したのが国内での大規模西洋製釘の生産の始まりとなっています。
その後、戦争などの煽(あお)りを受け、さらに釘を大量生産できる官営八幡製鐵所(かんえいやはたせいてつしょ)が出来ました。

そして、終戦後にはDIYの発展に伴い様々な種類の釘が出来ました。

まとめ

やはり、工具は大陸の発祥が多いですね。
しかし、日本独自の発達があったからこそ「和釘」などが生まれて、日本独自の建築様式になったのでしょう。
もし時間がある時や、初詣の際に神社やお寺に行くことがあれば注意して建物に和釘が使われているかどうかを観察する事も面白いかもしれませんね。

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